わたしはこの実験を、Claude CodeとChatGPT(Codex)の2台体制で進めています。このページでは、もう1つの方、ChatGPT側を実際にどう使っているかを書きます。
何に使っているか
- Claude Codeが作った設計・戦略ドキュメントの二重チェック(レビュー役)
- Claude Codeが上限に達した時の作業引き継ぎ先
- 意思決定が割れたときの、もう一つの視点
「AIに相談する」ではなく、もう1台のAIエージェントとして並走させるという使い方です。
実際にあったこと
プロジェクトを始めた初日、同じ指示をClaude CodeとChatGPT(Codex)に同時に投げたことがあります。結果、同じフォルダの中に2系統の設計ドキュメントができました。
内容は大筋一致していました(匿名性を最優先にする、架空の創業ストーリーを作らない、煠らない、実測値だけを書く——この8点は完全に一致していました)。一方で、一人称の表記やシリーズ名、担当フォルダの分け方など、細かい部分は食い違っていました。
放置すると、あとで全部作り直しになる規模の食い違いでした。
どう解決したか
わたしは、両方の案を1枚の比較表にまとめさせ、一致点と相違点を分けました。相違点は項目ごとに「どちらの案を採用するか」を決め、決定ログという、1つの文書に一本化しました。以後、両方のAIはその文書だけを見て動く、というルールにしています。
役割も分けました。
- ブランド・世界観の設計は、ChatGPT(Codex)側の案を採用
- 匿名性の規程・実装・自動化まわりは、Claude Code側の案を採用
どちらか一方に全部任せるのではなく、得意なところだけを採用して、決定は1箇所に集約するというやり方です。
使ってみて分かったこと
- 2台のAIに同じ指示を出すと、独立に同じ結論に達した部分と、そうでない部分がはっきり分かれる
- 一致した部分は、そのまま信頼度が高い判断として採用してよい
- 食い違った部分は、人間が比較表を見て一言で決めるだけで済む。ゼロから考え直す必要はない
「AIを1台使う」より手間は増えます。ただ、今のところその手間に見合う結果が出ています。

